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アロマセラピーと感情解放の根拠アロマセラピーと感情解放の根拠

​I.アロマセラピーと感情解放の根拠

ⅰ脳の構造的な理由

 まず、嗅覚は五感の中で唯一、

「"視床”を経由せずに、直接、辺縁系(感情脳)に信号を送る」というルートを持っています。

  ・ 匂い→嗅球→扁桃体(感情の司令塔) ・海馬(記憶)

  ・ ほぼ無意識レベルで、感情・記憶に直撃する・直接的なアプローチとなります

 つまり、エッセンシャルオイルの香りを活用するだけで、さまざまな脳の部位(思考的なものなどを挟むことなく)

 感情層に対して、ダイレクトにアクセスできることが、アロマセラピーの強みと言えます。

​​

ⅱ生理学的な効果がデータで示されています.                      

 香りには実際にストレスホルモンや自律神経に影響する科学的エビデンスが存在しています。

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<具体的な研究紹介>

*ラベンダー精油*   

・結論:不安を下げ、交感神経(ストレス時に働く神経)の活動を抑え、

副交感神経(リラックス時に働く神経)を

活性化させます。

 →参照:(例:2005年、International Journal of Neuroscienceの研究)

*ベルガモット精油*

・結論:コルチゾール(ストレスホルモン)レベルを低下させます。 

 →参照:(例:2015年、Complementary Theraples in Medicineの研究)

​​

​​

 これらは「いい匂いで気分が上がる」などの感情的なものだけではなく、実際に自律神経や

​ ホルモンバランスが変わっていることを示していることがわかります。

​​

ⅲ 感情解放(Emotional Release)への応用

 アロマセラピーは、特にトラウマや制圧された感情を解放するといった目的としても、活用が

なされています。

<段階例>

  ①香りを嗅ぐ→無意識に閉じ込めていた記憶や感情が浮上する

  ②浮かんだ感情を「安全な場」で受け止める

  ③涙が出たり、怒りを感じたり、あるいはスッと心が軽くなったりする

などの過程をを経ることで、感情解放のサポートを行うことができます。

これは、心理学でいうところの「カルタシス(感情浄化効果)」にも近い作用が起きることに

なります。エッセンシャルオイルの香りを活用することで抑圧された感情が浮上しやすくなり、

それが癒しや解放につながることが示唆されます。

ⅳ 実践例

臨床的な場面では、

  ・  PTSD治療の補助               .       

   ・  トラウマワーク          .              

   ・  グリーフケア(悲しみへのケア)

などで、アロマセラピーが取り入れられています。

特に感情解放を促すオイルには「ローズ」「ネロリ」「フランキンセンス」

などをよく使用します。

II.感情解放を促すアロマオイル一覧+
心理効果+科学的・臨床的根拠
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【上記表に関する大枠のまとめ】

  ・  ローズ・ネロリ・フランキンセンスは特に 「深い感情(悲しみ、トラウマ)」 向け。

  ・  ラベンダー・ベルガモットは 「日常のストレス、不安解放」 向け。

  ・  イランイラン・サンダルウッドは 「怒り、自己否定、精神的緊張」 に強い。

​これらの精油は単なる気分転換に止まることなく、神経科学的にも脳とホルモンに直接作用することが、近年の研究で証明されています。

​Ⅲ 感情別:効果的なアロマブレンド例

Case① . 「悲しみ・喪失感(グリーフ)を癒したいとき」

⚫︎アプローチ:自己愛・安心感・受容を促す

⚫︎おすすめブレンド ※個人差は調節注意

   →ローズ2:フランキンセンス1:サンダルウッド1の割合

⚫︎根拠となる効能とエビデンス

   ・  ローズ:抗抑うつ・心を開かせる(Evid-Based Compl Alt Med. 2016)

   ・  フランキンセンス:トラウマ記憶を整理(Tisserand.2014)

   ・  サンダルウッド:深いリラクゼーション(J Alt Comp Med, 2018)

​​​

Case ② .「不安・恐れに苛まれてしまうとき」

●アプローチ:安全感と安心を取り戻す

●おすすめブレンド  ※個人差は調節必要。

   → ラベンダー2:ネロリ2:ベルガモット1の割合

●根拠となる効能とエビデンス

   •  ラベンダー:不安軽減効果(Int J Psychiatry Clin Pract, 2012)

   •  ネロリ:ストレス・血圧低下(Compl Ther Clin Pract, 2014)  

   •  ベルガモット:ポジティブ感情促進(Front Psychol, 2015)

    

​​

​​

Case ③. 「怒り・イライラ・自己否定が強いとき」

●アプローチ:自分自身を受け入れ、怒りを手放す

●おすすめブレンド  ※個人差は調節必要。

   → イランイラン3:ベルガモット2:フランキンセンス1の割合

●根拠となる効能とエビデンス

   •  イランイラン:血圧と怒りを落ち着かせる(Phytother Res, 2006)

   •  ベルガモット:気分の向上(Front Psychol, 2015)

   •  フランキンセンス:内面的統合(Tisserand, 2014)

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Case ④.「 過去のトラウマ記憶に縛られているとき」

●アプローチ:記憶と感情の断絶を癒し、統合する(適切な整理を行う)

●おすすめブレンド  ※個人差は調節必要。

   → フランキンセンス2:ネロリ2:サンダルウッド1の割合

●根拠となる効能とエビデンス

   •  フランキンセンス+ネロリ:神経系への鎮静作用が相乗効果

   •  サンダルウッド:瞑想状態(Theta波)を促進する(脳波研究より)

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Case ⑤. 「閉塞感・無気力から抜け出したいとき」

●アプローチ::エネルギーの循環・希望感を取り戻す

●おすすめブレンド  ※個人差は調節必要。

   → ベルガモット3:ローズ1:ネロリ1の割合

●根拠となる効能とエビデンス

   •  ベルガモット:活力感回復

   •  ローズ+ネロリ:自己価値感・自尊心のサポート

【感情目的とブレンド例のまとめ一覧】

感情              ブレンド例   

          

        

                ローズ+フランキンセンス+サンダルウッド

            ラベンダー+ネロリ+ベルガモット

                  イランイラン+ベルガモット+フランキンセンス

                 フランキンセンス+ネロリ+サンダルウッド

           ベルガモット+ローズ+ネロリ

​悲しみ    :

​不安・恐れ   :

​トラウマ    :

​怒り・自己否定  :

​無気力    :

​Ⅳ アロマの純度の重要性

アロマの純度によって効果は大きく変わります。

そして、脳や体への浸潤レベル(吸収・影響の深さ)も明確に変わってきます。

 

【1. 純度が低いとどうなってしまうのか?】

 もしも合成香料や溶剤(例えばヘキサン抽出)が混ざっているものを使用すると

本来の有効成分(モノテルペン類、セスキテルペン類など)が壊れているか、

もしくはそもそも

その成分自体が入ってない場合が多々あります。

 ・純度の低いアロマを使用した場合:

   •  脳への作用(扁桃体・海馬の刺激)が弱くなる

   •  自律神経やホルモンへの影響もかなり鈍くなる 

   •  副作用的に化学物質過敏症や頭痛を引き起こすリスクも高まってしまう

結論、「気分がちょっと変わったかな?」レベルでの効果しか得られず、

アロマオイル本来の効能効果を享受することが出来ません。

寧ろ副作用などのデメリットの方が大きく出てしまう可能性が高まってしまいます。

【2. 高純度アロマの場合】

 100%天然・オーガニック認証レベルの精油であれば、 精油の中の芳香成分

(リモネン、リナロール、β-カリオフィレンなど)が生きているという状態になります。

 ・高純度アロマを使った場合:

    •嗅覚→扁桃体→視床下部→自律神経・ホルモン系というルートがしっかり刺激される

    •記憶や感情レイヤー(特に潜在記憶層)にダイレクトに働きかけられる

    •浸透圧・皮膚吸収でも生理反応を起こす(例:リモネンが皮膚から浸透して

     抗炎症反応を起こす)

 などのアロマ(エッセンシャル)オイルの効能効果を確実に得ることが出来ます。

【3. 浸潤レベルの違いを数値化】

実際の血中濃度データをもとに、ものすごくシンプルにまとめると:

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※個人差はありますが、殆どがこれ程の差が発生いたします)

​​

感情解放や脳・心身へのアプローチという本来的な効能効果を得たいと

考える場合は、「超高純度アロマ」でなければ、

その恩恵を受けることが損なわれてしまいます。

反対に「安い芳香剤レベルのオイル」の場合では、

感情レベルの変容はまず起こらないとお考えくださっても齟齬はございません。

① ラベルと成分表記を必ずチェックしてください。

  ●学名(ラテン名)が必ず書いてあるかどうか?

   → 例:ラベンダーなら「Lavandula angustifolia」みたいに書かれている。

  ●抽出部位と抽出方法が記載されているか

   → 例:「花部・水蒸気蒸留」など。

   → 曖昧に「ラベンダーの香り」だけ、とか書いてあるものは

    避けた方が良いです。

​​

② GC/MS分析表の開示があるか?

  ●GC/MS(ガスクロマトグラフィー/質量分析)

   → 精油にどんな成分がどれだけ入っているかを測る検査となります。

  これが開示されていれば、本当に天然成分だけか?

合成物質が混ざってないか?まで判断するとが可能となります。

   → 本当に良質なブランドは、これをWEB上か、リクエストすれば公開されております。

​​

③ オーガニック認証、もしくはそれに準ずる表記の有無

   •  認証例:

   •  USD Organic(アメリカ)

   •  Ecocert(フランス)

   •  ACO(オーストラリア)など。

        ・   もしくは「農薬不使用(Non-Sprayed)」「野生種(Wildcrafted)」などの表記。

→これらが明確に明記されているかどうか?がポイントとなります。

もしも、 ここも曖昧なら、

信頼度は下がるとお考えください。

④ 値段が安すぎないか?どうか?

  ●精油は原料植物1kgからわずか数mlしか取れないことが多いです。

    特にローズ、ジャスミン、ネロリ、フランキンセンスなどは

      「高価」が一般的です。

→ 例:ローズ本物なら、5mlで1万円以上が相場ですが、

「ローズオットー(Rosa damascena)5mlが2000円」の様な価格のものは

偽物であるか?超希釈であることと推察されます。

⑤ ブランドの背景を確認する

 例えば、「どこの農園で採れて」「どう蒸留して」「誰が管理してるか」などの

項目に対して

詳細な内容を開示しているブランドは信頼性が高いです。

 

様々注意点を記載してございますが、もしご購入希望の方は、状況や状態に合わせて、

​信頼できるアロマをご紹介できますので、是非ともにご相談くださいませ。

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